子供の自制心と将来
今、お家の小庭ではナスが採れます。
昨年は、水ナスで今年は・・・忘れました。
今年のナスの特徴は、ヘタに棘がある。
かなりするどい棘です。ちょっと触るだけで痛いです。
どうして棘があるのだろうと思って調べたら。
ナスには棘があるのが標準なのだそうです。
「ナスには棘がある」知りませんでした。
今回の題は、「マシュマロテスト」
1960年心理学者ウォルターミッシェルの研究
人生の成功を予測するマシュマロテスト
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幼稚園で4歳の子供達に難題を与えました。
子供を一人ずつ部屋に呼び、マシュマロが1個とベルのテーブルに腰掛けてもらった。
その横にマシュマロが2個あるテーブルがある。
「私はしばらくいなくなる。もどるまでテーブルに上のマシュマロに手を出さなかったら、マシュマロを2個あげる。このベルを鳴らせばいつでも私は戻ってくる。ただしその時はマシュマロは1個しか食べられない」
と言って説明した。
調べたのは、子供の自制心です。
その結果、3分の1はすぐにマシュマロに手を出し3分の1は少しだけ我慢してからベルを鳴らし3分の1は実験者が戻るまで待って2個のマシュマロを獲得しました。
さてここからです。
10年後、ウォルターミッシェルは実験に参加した子をできるだけ大勢さがして連絡をとりすでに思春期を迎えた子供達の様子をたずねた。
実験者がもどるまで待って2個のマシュマロを獲得した子は、きちんとした生活ができる子になっていた。
いっぽう、1個のマシュマロにすぐに手を出した子は集中力と意欲に欠け、かなりだらしない生活を送っていた。
大学進学適性試験(SAT)の点数には、トータル・スコアで平均210ポイントの相違が認められた。
さらに追跡調査が行われ大人になってからを検証。
マシュマロを食べなかった子どものグループは順風満帆な人生、スリムで病気の罹患率も低かった。
、すぐに食べた子の多くが順風な人生とは言えず肥満が多くまた薬物使用の率も高かった。
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これは色々な反論もある有名な実験です。
反論が多いのは、それだけ価値のある実験と思います。
実験するまでもなく、すぐに手を出すことが確定的な子。
目の前にいますか。
この実験で自制心を鍛える環境つくりが大切なことがわかります。
では、どうするのか。
教室でやっていることの一つは、「時間と意識」をコントロールをする訓練です。
これは日常生活の中で課題をみつけて行うことができます。
勉強合宿では、こうした訓練を一日一緒に生活しながら様々な場面で行っています。
そして何故こうするのかという知識も一緒に説明します。
ご家庭でも意識してやってみてください。
どんな方法があるのか・・・・。
また今度お話します。
今回は以上です。
誤字脱字文法誤用お許しください。
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