長時間学習 その2

こんにちは、石嶌之広です。

教室のある街は静岡市清水区です。

ちびまるこちゃん、清水の次郎長、三保の松原、エスパルスが有名どころです。

冬は雪がめったにふらない比較的温暖なところです。

そのためか人柄ものんきで温暖な人が多い地域です。

それでは勉強のお話です。

題:長時間学習 その2
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前回は、長時間学習、本当は効率が良く合理的、そして意外に疲れないというお話をしました。

今回は、長時間学習のメリットについてお話します。

長時間学習のメリットは、なんといっても習熟です。

前々回にお話した優輝君の場合も、ぜんぜんわからなかった関数が、ほんの数日で、なんか
できる気がするようになり、どういうわけか正答を少しだけ書くようになりました。

数字が頭の中を飛び交ってどうしようもない数学に朝から夜まで触れているうちに数学語を
少し理解できるようになってきました。

計算スキルやその他スキルがまだまだなのに、「できるかも」感というのは、大きな力を
もっているんだなあと再確認させていただいています。

理科に取り組んでいた3年生、チンンプンカンプンなイオンの課題。

朝からチョッチャカ何回もやっていたら、やっぱり正答が増えていきます。

「なんでこうなんだろ」というのは整理整頓できていなくても、取り敢えず答えだけ書けます。
連続して2日間やっていると、答えだけわかるから、「あっそうかも」になり、次に「そうなんだ」
にどうもつながったようです。

人には得て不得手があります。理科のイオンや運動が、スッと解る子もいれば、チンプンカンプンで
さっぱり解らない子もいます。

社会の歴史も時系列で理解して関心を持って学ぶ子もいれば、平安時代も江戸時代もちょん髷が
プラプラしている子もいます。

不得手な科目も長時間学習をすることで、「あっそうかも」「そうなんだ」が芽生えることがあります。

苦手な分野の知識的なことを受入れる器を自分で作ってしまうのだと思います。

長時間学習で得意分野を取り組むと、深遠なる習熟の世界が待っています。
いままでちょっと難しくて頭を悩ましていた問題が呼吸するがごとく当たり前に解決できるようになります。

3年生、「ちょっとめんどう」「わかんない」と思っていた二次方程式の花壇問題・箱作り問題や二次関数動点問題、
見た瞬間に「楽じゃん」って言います。

英語の、適切な語に変えよ問題、「簡単すぎ」って言います。

これらは、学校平均レベルの子であればあたりまえかもしれません。

でも「あっそうかも」「そうなんだ」「楽じゃん」「めっちゃ楽」って言うのが、
前回までの学校テストで3割もとれていない子達なのです。

しかもほんの数日でのことです。

もしかしたら一週間後には忘れてしまうかもしれませんが、一度理解したものは、次にはとっても早く理解できます。

長時間学習っていいと思いませんか。

では、次回は長時間学習のポイントについてお話します。

今回は以上です。

誤字脱字文法誤用お許しください。


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