勉強の基本 成績を上げる方法としての塾や家庭教師の使い方

こんにちは、石嶌之広です。

朝、お部屋の涼しさがここちよくいつまでもお布団の中にいたいと思うこの頃です。

夏休みの疲れも徐々にとれはじめ、そろそろとやる気がでてきました。

ゆっくりと身体を休めていると基本を大切にした考え事が浮かんできます。

今回から少し、ありきたりのテーマですが、基本のお話をいたします。

題は、勉強の基本 成績を上げる方法としての塾や家庭教師の使い方です。

勉強の基本は、自分で勉強することですね。そして塾や家庭教師は道具として使うことです。

あたりまえのことですが、すっかり忘れてしまいがちなことです。

よく塾や家庭教師のチラシにとても良い実績が書かれていることがあります。
成績の低迷に悩んでいる人が見ればずいぶんと魅力的なものに見えることでしょう。

さて例えば、「成績を上げることが得意な(家庭教師)です」とあったとき、どのくらいの確率で成績アップが実現できていると思いますか。

新規入会生の100パーセントに成績アップを実現させることができる塾や家庭教師はありません。

自宅で開業している個人の塾に1人入会生が来てその1人が成績アップすれば100パーセントですが 、その塾に二人三人の入会があっときは全員成績アップとはならなくなる確率は随分高いものになります。

ある教材会社の調査結果を参考にすると一度でも学校テストの点数が上がった、一度でも順位が上がったのを「成績アップ」としたとき。

新規生徒の65パーセント以上がそうした経験(成績アップ)をすることができる塾があれば、その塾は本当に成績アップが得意な塾といえるとのことです。

この調査を参考にすれば、成績アップが得意な塾に行っても35パーセントの人は成績を上げる体験をすることができないことになります。

成績を上げることを得意としている塾に行って、成績を上げる体験をする65パーセントの中に入る生徒と成績を上げることができない35パーセントの生徒の違いは何か。

それは、成績を上げることが得意な塾を道具として使っているかどうかです。
成績を上げることが得意な塾や家庭教師は、生徒に塾を道具として使わせる仕組みを持っているということかもしれませんね。

成績を上げることが得意な塾や家庭教師に入会した。そこに頼り切ってしまう生徒は35パーセントの中に入ります。
そこに頼らずに、道具として上手に使う生徒は65パーセントに入る確率が高くなります。

さて、もう一つ、「成績を上げることが得意です」という塾の戦略としては成績が上がる可能性を持った層の生徒を中心に募集することです。このあたりはまた今度ということで。

今回は以上です。


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