認める

こんにちは石嶌之広です。

今回は、昨日の続きのお話です。
題は、「認める」です。

教室での勉強でいつも思うことがあります。

それは認めることの良さと楽しさです。

生徒が、「これ全然わからない」といってきたとき。

「そうだな、わからないなあ、ざんねんだったね。でもわかるようになる方法があるよ・・・」

生徒が、「これ、むかずかしすぎる」といってきたとき。

「そうだなあ、これむずかしいなあ。でもかんたんにする方法があるよ・・・」

生徒が、「きつい、1日7時間もやるのきついよ」といって来たとき。

「そうだな、きついな。でもラクチンになる方法があるよ・・・・」

こうして、とにかく生徒の気持ちを認めながら、次の話をするようにしています。

そうすることで、次の話をしやすくなり、楽しい瞬間が生まれてきます。

学校テストのあと生徒は学校から返却されたテストを持ってきます。

その時「思ったよりできた」「ぜんぜんむり」という感想も受け取ります。

「そうかできたか良かったな」「そうかぜんぜんむりか、楽しいなあ」

前回のお話に登場していただいた、生徒のお父さん。

お子様の人生の分岐点で、「そうかわかった、心配するな」と即座にお子様の気持ちを受容れておられました。

子供達の気持ちは素直に認める。

そしてその先にある楽しさをかもし出すアドバイスができればいいなあと思います。

最近気がついたこと。
「成功者」と呼ばれる人たちの回顧録に登場するお母さん方。

「勉強しなさい」と毎日言いつづけた人、「とにかく○○高校に進学・・・」というような 熱血系の記録は少なく、

「そうかい、そうかい、それなら・・・」というように、先ず認めて次に暖まる言葉が幼少時代の 思い出として記録されてれていることが多いことです。

今回は以上です。


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