数学は役に立つのか

教室にいると、よく言われる質問。

質問:「数学って社会にでたら役にたたないんだよね」
即答: 「はずれです、「いまやっている同じ問題は出ない」が正解です。」

質問:「因数分解って社会にでたら使わないんだよね」
即答: 「はずれです、「いまやっている同じ問題は出ない」が正解です。」

中学校で習う数学は、社会にでたらこんな使い方をします。

たとえば、素因数分解。

全体にはAの仕事

分類して、普段やっている仕事a、仕事b、仕事c、仕事d

そして突然やってきた、eという問題を抱えた仕事。

この仕事eが抱えた問題を解決するひとつの方法。

全体にはAの仕事だから、大方解決方法は似ていると仮定して考える。

あらゆる仕事は掛け算でできている。
普段やっている仕事abcdをそれぞれ素数レベルまで分解する。

分解されてでてきた、素数たちを組み立てると大方仕事eの仕事にすることができる。

同じように、仕事abcdが持つスキルを、素数レベルまで分解して組み立てて、仕事eの抱えた問題の答えを模索することができる。

たとえば因数分解・2次方程式でやる花壇問題。

花壇問題の基礎問2問を、息を吸って吐けば答えがでるくらいまで繰り返した。
花壇問題に良く似た箱問題なども問題を見た瞬間に解法を思い浮かべることができるくらいまでやった。

ところがテストでは慣れた花壇問題の発展バージョンが出た。5分以内に解法をみつけ回答を書かないと制限時間内に答えられない。ヒッシ・・・・

社会では、いつもやっている慣れた仕事。あるとき突然、想定外の問題が表れ、即座に対応しないと・・・・こんなことはしょっちゅうです。5分以内に回答せよヒッシ・・・・

勉強はいい訓練になります。

数学、役にたちますよ、因数分解メッチャ使えますよ。

だから今は出来なくてもいいんです。何回間違えてもいいんです。何回も何回もヒッシに立ち向かってください。訓練訓練。

今回は以上です。

誤字脱字文法誤用お許しください。


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