テスト結果の扱い方
こんにちは石嶌之広です。
今回はテスト結果についてです。
なんとはなしにテストの結果についてお話ししようと思います。
学校定期テストが終わり、結果がそろってきました。
教室では生徒に、帰ってきたテストを全部持ってきてくださいとお願いしています。
その理由はテストを使って復習したり、今後の参考にしたりするためです。
中身をみると生徒の様子がわかります。
さて気になる点数ですが、今回は各教科とも満点を取った生徒はいなかったようです。
47点(50点満点)は何人かいます。いずれも3点問題を勘違いのような間違いで落としていました。
おしいとは思いますが、1年生前期のテストくらいには満点を取ることができても、それ以降は満点を取るのは結構難しいものです。
学校テストレベルであれは易々解答できる力量を持っていても満点はなかなかとれないのです。
満点とはいかなくても、簡単な計算問題などは完ぺきに答えたいと思います。しかしなぜか
計算ミスをしてしまうものです。
こうした時、どうしたらよいのでしょう。
まず必要なことは、「あきらめる」ことです。
あきらめるというと「挫折」を意味するように思う人が多いのですが、あきらめるは「諦める」と書きます。これは、決して挫折を意味するものではなく、「受け入れる」つまり、悟りを意味するものです。
まず、あきらめる、そして検証する。
このミスの原因は何か。多くは、「気持ちの問題」になるのですが、もしかしたら、本当は、力量不足が原因かもしれません。
わかっているつもりで解っていなかった。
不定詞ではなく動名詞でなければいけない動詞の理解が十分でなかった。
時には、移行した時の正と負をいつも無造作に取り扱っているなど、力量+基本動作に問題があるということもあるでしょう。また、問題を読まないで答えてしまう傾向がある等、普段の取組み姿勢が問われることもあるかもしれません。
私たちにとっては、出来たところを確認することも重要です。なぜならば、出来たところは飛ばせるのです。
そして得意な部分が見つかればもっと幸いです。
得意な部分については、今後様子が似た課題に取組みをするとき解説を単純化することが可能になることがあるからです。
テストは点が一番気になるかもしれませんが、中身の確認が大切です。
全体を見て、さらに細かい所を見て「何故だ」と深く思考していくのです。
そのために、テストはしまってしまわず、公開して見直すことが大切になってくるのですが、冷静に分解分析ができてアドバイスやアプローチができる人が近くにいるかどうかが重要なポイントかもしれません。
ただでさえ、人に見せるのが嫌なものです。無造作に取り扱われることがないよう大切にしていきたいものです。
今回は以上です。
誤字脱字文法誤用お許しください。
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