中学生の勉強 アドバンテージをとる
こんにちは、石嶌之広です。
今回は、アドバンテージについてお話します。
教室では、春休み頃から新学年の授業が本格的に始まるまでに一仕事あります。
それは、学校授業先行学習のアドバンテージを作ることです。
勉強には予習と復習があります。大切さはいずれも変わりません。
特徴として、復習は比較的簡単合理的といえます。
予習は新規開拓のため時間と手間がかかるような感じです。
復習と比較すると予習は理解が難儀で、なかなか前に進めない時が多くあります。
学校授業が停滞しているこの時期は、予習のアドバンテージを作るチャンス
でもありました。
今はもう学校授業が始まり進み方も加速している最中です。
教室に行う週1回の勉強は、あっという間に追いつき抜かれていきそうになりますがそれでもなんとかしようと頑張っているところです。
こういうお話をすると、学校授業がある程度理解できる生徒を対象としたお話に聞こえます。
でも、このお話は勉強がどうしようもなく苦手な生徒も同じなのです。
春やってきた、新中学2年生。
勉強について1年生のときはどうしようもなかった。なので教室にやってきた。
英語は、アルファベット大文字小文字が怪しい。動詞って・・・無理。
犬って英語で何ていう・・このくらいなら大丈夫。
数学は、分数・小数はどんなに簡単でも無理。簡単な四則(整数に限る)なら大丈夫。正と負無理。文字式全然無理。数直線、簡単な数の線なら大丈夫(整数に限る)。
こんな感じの子が毎年一人はやってきます。
でも、4回目の授業を過ぎた頃から、アドバンテージを作り始める子もいます。
もちろん1年生で習う勉強をしながらです。
実際かなり無理があります。それでもなんとかアドバンテージになる部分を作りたいのです。
アドバンテージを取ることで、いままで学校の授業での学びがゼロだった子もほんのわずかでも、学校の授業を聞くことができるようになります。
いままで100パーセント理解不能だった学校授業がわずか1パーセントでも理解できる。
1パーセントの大きさ。
預金だと思ってみてください。これは、かなり大きなことです。
「アドバンテージをとる」
この努力が1年後に大きく影響してきます。
挑戦してみてください。
今回は以上です。
誤字脱字文法誤用お許しください。
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